もう時期的には後半に入っていますが…と、言うより終わりに近いかな??? さんまのお話ですが、今年は天候のせいかサンマ漁が不漁で、獲れ始めが遅くサイズ的にも今一歩の感じです。 が、このサンマにもいくつかのグレードがあります。 皆さんご存知ですか? サンマというと、一匹98円!って思われがちですが、実は競りでも一匹この5倍近いお値段のサンマがあるんです。 サンマ漁は、北海道の先…というか太平洋側で漁をします。 それが、水温と共に南下してくるのですが、北海道から出る船と三陸地方から出る船と二種類あるんです。 当然、北海道の方が魚場が近く(それでも2日近くかかるらしいですが…)三陸の方が魚場まで1日余計にかかるそうです。 そうすると、鮮度的には北海道物の方が良く、三陸の方が若干劣るようで、値段にもそれが反映されています。 そうなんです。 安価なサンマは、比較的三陸ものが多かったんです。(水揚げ量によっても変わりますが) また、サイズによっても変わりますが、4キロ20尾入りから30尾入りまで種類があるので、このサイズでだいたい2倍近い値段の開きがあります。 さらに、題名にもある大黒サンマですが、日戻りものでさらに空輸で競り場にやってきます。 そう、鮮度が格段に違うんです。 これが大黒サンマです。しっぽを持ってもまっすぐ立ちます!!! こちらが、根室の当日ものの20尾入りのサンマです。これだって決して安くありません。 比べるとこんなに違うんです!!! どうですか? この鮮度で提供するために、多大なコストが掛かっています。 これが競りに反映されるんですね。 食感はというと、身がコリコリ?します。 生臭さも全くありません。 めちゃめちゃ美味しいです。 たったこれだけの為に、漁師さん達の命がけの努力があるんですね。 光り物が苦手な方も、ぜひ一度食べてみてください。 きっとサンマが好きになると思いますよ。 大黒サンマ刺し 580円!(天候により無い場合があります)